夫ラブ おハゲさんとおネコ
30代の頃、フランスから熊本へ戻り、楽しくなく、ぱっとしない日々を過ごしてました
田舎なので、そろそろ結婚でも?という周囲の鬱陶しいお節介にも遭遇。
例えば、叔母とその叔母の知り合いとの会話
おばの知り合い 「〇〇の息子さんが、まだ独身でお嫁さんを探してるみたい」
叔母 「あら、うちの姪っ子も、35でまだお嫁行ってないから、その人にどうかしら?」
知り合い 「そうねぇ、年も近いし先方さんへ打診してみる」
その後
知り合い「どうやら先方さん、お嫁さんにするなら、20代の女性がいいと言ってるみたい」
「あ〜〜、この男、腐ってるっ‼︎ 」
田舎の熊本で、中年の独身、それもお嫁さんは20代がいいという男の精神性。ここに居ては、見つかるはずがないと諦めてました。
38歳の頃、モヤモヤした全てを吹っ切るため1人フランス旅行へ出かけ、パリのお友達カップル宅へ4週間程居候。
仲良しのフラ女 「 日本はどうか知らないけれど、フランスで、私達の世代で、料理も掃除も洗濯も出来ない男なんて、男じゃないからね。」
合理的な考え方の彼女は、更に続けて力説します。
「女性と比べ、体力的にも男性の方が優れているから、男性の方が仕事も家事も多く働くのはあたり前よー。」
しっかり者のフラ女は、また諭します。「〇〇〇は、収入も安定し、話も面白く、家事も出来るからおススメ。」
※ シラク大統領の時、2002年で、フランスは徴兵制がなくなりましたが、徴兵制を受けた世代の男性は、ベットメイキングなどもキチンと出来ます。
私は彼と暮らし始め、彼のベットメイキングを見て、目がハートになりました。
私が独身生活から抜け出せたのは、このお友達の意見に耳を傾けたからです。
一般的にフランス人女性、外見(ハゲ)には寛容で、面白い人かどうかを重視します。
私の彼は、おハゲさんなのです。
写真の猫は、彼にめっちゃくちゃ懐いているよそ様のおネコです。
私の過去を何でも知ってるフレッド(姉のような存在)に、2人で写ってる写真を見せたら、即太鼓判。
オカマは第六感が冴えてますからねー。会わなくとも何かを感じたのでしょう。
45歳になった今、出会って7年弱、とても幸せですよ。今だに出会って3年くらいの感覚。
夫ラブ??? というより、年取ると1年がもう早くて早くて。(笑)
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