95歳伯母の面倒を見るフランス人彼の運命
毎度まいどの義理の伯母ネタです。
義理の伯母は、95歳の独身女性で、今も施設に入居することもなく、アパートで一人暮らしをしています。
自粛解除になり、伯母に会いに行って来ました。
彼は、伯母の確定申告を手伝っており、私は、マニュキア(爪の手入れ)をしてとの依頼がきてたので…。
1925年から生きてるので、戦争の話でも聴きたいなぁーと思い尋ねたら、
伯母「覚えてない」と一言。
あれあれ自粛中、『戦争の時と比べれば、大したことないわよっ』と言っていたじゃないと思ったのですが、、、
伯母は、必死に思い出そうとし、
伯母 「ほら、あなた、まだ小さかったでしょ?」
彼 「いやいや、僕は流石にまだ産まれてないよ」笑
彼と義理の父とをごっちゃになってる⁇ ʕʘ‿ʘʔ
このようにおかしな事をいう時と、恐ろしく記憶が冴えてる時があるので、ホント侮れないのです。
訪れた数日後、伯母の知り合いのマダム(同じアパートの住人)から彼の携帯へ連絡があり、どうも伯母がまた転倒したとのこと。
その日の夜、彼が伯母に電話し、
彼 「転けたんだって?」
伯母 「あら、どなたが言ったのかしら?」
私達にバレると、介護施設への入居を薦められると思うのか、あまりそうゆう事を言いたがらないのです。
彼 「ご飯は食べれたの?」
伯母 「お腹が空くから、ご飯はちゃんと食べたわよ。」
彼 「まさか、立って食べたの?」
伯母 「そうね〜、私流のやり方で食べたわ。」
私流って、一体、何⁇ (笑)
言葉は言いようですね。
次の日、彼は座りやすい椅子を持って、伯母のアパートまでお見舞いに行きました。
部屋靴が滑るらしく、わざわざ薬局へ買いに行き届けたところ、
伯母「ほら、靴が滑らない。あら、簡単なことじゃないじゃない。」← 嬉々
彼は、伯母のアパート近くの薬局へ出向き、並んで購入しようとするも、注文になると言われ、更に離れた大型薬局まで足を運び、購入し届けたのです。
伯母が言う "簡単な事"は、彼にしてみると結構面倒臭く、もはや苦笑い。
この伯母といると、4コマ漫画が描けるようなストーリーが毎回展開されます。
義理姉も義理兄も遠方に住んでいるため、1番年下の彼が、95歳の伯母と92歳の父、そして私と3人のお世話をしています。
3人ともハンディがあります。
私は、フランス語のハンディです。
でも、この3人の中で断トツ厄介なのが伯母。( ´Д`)y━・~~
私は彼に、「もうね、3人の面倒見る運命なんだよ。徳を積もうね」と言ってます。
日曜日のマルシェで、ベトナムお惣菜屋さん夫婦から、ゴーヤの苗をお裾分けして頂きました。嬉しい(^^)
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