有意義な時間 藤原正彦さんからの教え
知識・教養がないから、少しでも読書で学ぶ。
自粛最終週は、藤原正彦さんの「国家と教養」を拝読
薄い文庫本なのですが、素晴らしい教科書のような本。
特に海外生活を送る私にとって、日本人のアイデンティティーを呼び覚まし、鼓舞してくれるものでした。本の中で、さらりと良書をご紹介されており、宮沢賢治さんの箇所では、涙が滴り落ちることも。「きけ わだつみのこえ」の箇所では、知覧特攻平和会館を訪れた時の事なども思いだし…。
お涙頂戴作品では決してないのですが、涙腺までゆるくなりました。
『国家の品格』がベストセラーになったので、そちらを読まれた方も多いのではないかと思います。ちなみに私は読んでません。捻くれ者なので…。
知の巨人のような方なので、ユーモアセンスも抜群。
フランス人を、ロジカル イディオットって言ったり。(大笑)
論理的な事を言ってるようで、実は現実や本質を見ていないバカ ←鋭い視点。分かるぅー。
読了後、何故か自分が賢くなったような錯覚さえ覚えるほどです。
本の中で、チラチラ垣間見れる何とも気さくな 口の悪いオッさん像。そのお姿に興味を持ち、googleで調べて見たら、対談や講演もされており…。
これらも面白かったので、リンクを貼っておきます。
櫻井よし子さんとの対談
料理をしながら、とあるラジオ番組のゲスナー(下衆なラジオを聴くリスナー)なのですが、昨日は、藤原正彦さんの講演をYouTubeで聴き、何て知的で有意義な時間だったのだろうと思いました。
地元熊本の本屋さんで購入したので、ブックカバーがくまモン
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