フランス男 植物愛とケチ

先週は、ほぼ毎日雨が降っていたのではないかと思うくらい、お天気が悪い日が続いていました。

いつの間にか、彼の鉢植えが、脱衣所へ引っ越してきてました。
よく内と外で移動が行われています。


どうやら、ナメクジから身を守る為らしく、雨の多い先週は、脱衣所待機だったようです。
前回撮った写真とくらべると、既に葉っぱを食べられてます。

この赤皮栗かぼちゃの苗が育ってくれれば、何とも感慨深いのです。
というのも、この栗かぼちゃ、食べた種から育ててるのです。← 恐ろしく経済的

彼曰く、かぼちゃの種は、室内温度が12、13度でも育つようです。お野菜の種によって違うらしく、トマトの種などは、もう少し気温が高くないと発芽しないそうです。

ところで、我が家の脱衣所、結構大きなパニエがあるのですが、この子は、彼と20年程共に過ごしているらしく、


私 「彼女、ちょっと邪魔じゃない?」
彼 「邪魔じゃない。ちょっと気をつければいいだけの話」
私 「ここに子どもちゃんいるから、切って育てれば?この子もスリムにもなるし」
彼 「いや、このままでいい」

彼より縦も横も小さい私でさえ邪魔と思うので、きっと邪魔なはずなのに邪魔だとは思わない。そして、ハサミを入れたがらないのです。

実は、奥に飾ってある植物も伸びて来て、頭にもぞもぞ当たって邪魔なのです。← でも言えない

これまた、鏡の前にある観葉植物に対しての会話

私 「ねぇ、これ、ずっとこうやって置いてるけど、生きてるの?」
彼 「生きてるよ。これは、こーゆうものなの」
彼 「覚えてないの? これ、日本で買ったやつだよ。」
私「ん ???」
彼 「100均で買ったやつ」
私 「えっ‼︎ でも、何で育つの?」
本を持って来て
彼 「ほら、ここにも紹介してあるけど、土がなくても育つ植物なの。たまに霧吹きで乾燥しないようにはしてるけど」

その植物だとはすっかり忘れていたのですが、Mujiで1個¥400だったけど買うのを躊躇い、100均で見つけて買い物カゴに入れてた彼の行動はしっかり覚えていたのです。

なるほど〜、流石ケチ、いや経済的な彼。2個なので、たった¥210の消費。
道理で、この人は私よりお金持ちのはずだ。

今、私がサロンで使っていた容器に入れ、このように飾ってます


これだと、かろうじて100均ぽくは見えない。いや、やっぱり、見る人が見たら見えるかな。。。

Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

様々な職業経験を経て、今のところフランスのナントでフリーランスのエステティシャンをしています。 日々思う事をつれづれなるままに綴ってます。最近、猫の話題が多いです。

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