フランス 自粛中の不法侵入者
昨日、17時くらいの出来事です
ちょっとビックリする事があったのです
彼と2人でお庭でお茶してたら、お庭に人影
彼 「ちょっと、人の庭で何してんの?」
男「ほんのちょっと、かくまってください。外出許可証を忘れ、近くに警察がいるから」
携帯持ってるくせに、外出許可証の不所持にしては、びびり過ぎだし様子がおかしい
日本と違い、フランスは外出許可証の所持が義務づけられています
彼 「いやいや、かくまうのは出来ないよ」
男 「実は、カナビス(マリファナ)を持って追われてる。さっき捨てたから今は持ってないけど」
バックの中身を見せようとする男
必死に私にまで懇願
そして、落ち合う予定の誰かへ携帯へ連絡する男
近所の芝刈りの音をヘリコプターの音と勘違いするほど怯えている
彼 「いずれにせよ、かくまう事が出来ない。ここから先は塞がりだよ。周囲は住宅街。表にしか行けないよ」
その時の私はと言うと、お家の中にそそくさ入り、速攻戸締まり
堪忍した男は、言うことを聞かず裏庭の垣根(棘とげの垣根)によじ登り逃げて行きました。部屋の中にいたので、最後の様子は見ていません
今度は、部屋の中から事の成り行きを見ていると、家の前にいた警察官3人、真向いの住人さん、彼が話しています
戻って来た彼に聞いたところ、男は、最初、真向いさんのお家の車庫に隠れ、警察の姿が見えた途端、我が家へ逃げて込んできた模様
警察の人曰く、ドラックの売買人で、今度捕まれば罰金と6ヶ月の刑務所行きだったとのこと
警察に男の素性は全てバレています
45万も罰金払って刑務所行きに遭うバカがいるのかと思ってましたが、こうゆう人なんだ〜というを目の当りにした次第
こんな時、黙って逃げるであろう日本人と違い、図々しく懇願し続けるフランス人、いゃー違いますね
皆さん、くれぐれも悪い人には気をつけましょね
余談 子どもがいないこともあり、絵本作家 松谷みよ子さんの "狼の眉毛"を知りませんでした。たまたまラジオで聴き、よかったのでご紹介します。
私も眉毛が欲しい‼︎(笑)
フランス語とクラッシックに興味がおありの方のため、このラジオのリンクを貼っておきます
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