猫の面白さ
猫の面白さを知るようになったのはごく最近の事です。
たまたま、バカンス前、お隣さんだったマダムGのお店へ立ち寄り、そこで猫談義に花が咲きました。
このマダムGのお家にも、我が家同様、近所の出入り猫がいます。
3月の外出自粛中、マダムGのお家のテラスで、出入り猫が子猫5匹を産み落としました。幸い、自粛中、この5匹の子猫のお世話で忙しかったようです。マダムGからもらった写真です。
勿論、飼い主はというと、自分のお家ではなく、人様のお家で出産した飼い猫に不満。
動物は本能で、居心地のいい安全な場所を選びます。
このマダムG、何と5匹の子猫のワクチン接種、ICチップ内蔵 (1匹 あたり100€) を自ら負担し、5匹の貰い手を見つけ出しました。飼い主は、一切金銭援助もせず…。
そのかわり、飼い主へは「今後、この猫が出産しても、子猫の面倒は一切見ないわよ」とピシャリ。
そして、つい最近、この猫またまた9匹の子猫を飼い主宅で産み落としてます。
流石にこれに懲りたのか、飼い主は、飼い猫の避妊手術に踏み切ったようです。
ある日、マダムGの所へ飼い主さんから、
飼い主 「9匹の子猫のうち1匹足りないけど…。まさかそっちに連れて行ってないですか?」
マダムG「子猫の鳴き声は聞こえなかったし、親猫も見てないわ。見たら連絡する」
念のため家の中を探したら、親猫が9匹のうちの1匹を連れ出し、マダムG宅へ隠していたそうです。
私 「でも、何故9匹のうち、その1匹を選んだのでしょうか?」
マダムG 「そうなのよ、私達も、親猫が何故この子猫を選んだのかは分からないけど、主人曰く、模様がどうも母猫ソックリなのよ。それにしても、3mもある壁をよじ登り、よくもまあ、子猫を連れて来たなぁ〜と思うわ。」
私 「へぇ〜、母猫わざわざ壁を乗り越え連れ出して来たから、その子猫を飼ったらどうですか?」
マダムG「いや〜、そうすると旅行に行けないじゃない。ただでさえ、お庭や鳥の餌だけでも気が気でないのに…。」
私 「分かる〜。私達も全く同じです。」
ところで、どんな猫も、忖度なしにYES NOがハッキリしてます。
犬は、餌をくれる人間を神のように思うようですが、猫は、人間から餌をもらえるのは、自分が神であるからだと思っていると見聞きした事があります。
猫を見ていると、それぞれ個性があり、本当に面白い生き物だなぁと思います。
我が家の出入り猫、こんな上半身だけ出して寝ており、一瞬ギョとしました。
よく見ると、こんな感じで伸びてました。
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