フランス 義理両親からの学び
私 「うわー、何、これー⁉︎ パパとママ?」
彼 「そうだよ」
私 「どうしちゃったの?何か、映画のワンシーンみたい〜」
素敵な義理両親なのです(^^)
この写真は、たまたま華やかに見えますが、義理両親は、質実剛健な人達で、慎ましやかな生活を送っていました。お金を使うところには使うという経済観。お金との付き合い方が、賢くきれいです。
義理の母は、私がフランスに住みはじめて数ヶ月後に他界したので、義理の母から直接お料理などを教えてもらった事は、残念ながらありません。
義理両親夫妻は外食することは殆どなく、専業主婦だった義母が、彼のお誕生日ケーキに至るまで、何でも作っていたようです。勿論、朝食のジャムなども全て手作りです。
フランスは、人件費が高いので、人の手を介したものは値段が跳ね上がります。農業国のフランスにいる限り、自分達で作った方がかなり経済的です。
棚ぼたお家に住んでると、生活の知恵、決まり事が色々と垣間見えます。
巷で言う、丁寧な暮らしです。
例えば、リネン用品。タオルや布巾のたたみ方からはじまり、便利なキッチン用品、義母の手書きのレシピ集など。
要らない物も勿論ありますよ(笑)
牡蠣専用のお皿← ユニークだけど、場所を取って邪魔でしかたがない。
エスカルゴ用のカトラリー←あると便利だけど、そんな頻繁にエスカルゴなんて食べない。
先日、施設で暮らしている義父へ、「ベットのマットがいいから、とても寝心地がいい。ありがとうございました」とお伝えたら、とても喜んでくれました。
私達が今使用しているベットは、義理両親のお下がりなのです。
物を無駄にせず、大切に扱うことを自然と学ばせて頂いてます。
フランスは、今日 5月1日は、すずらんの花の日でもあります。大切な人へ贈るお花です。日頃読んで下さる読者の方々へ感謝を込めて ❤︎
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