フランス人 94歳 マドモワゼルの格言

やっぱり、94歳になっても一人暮らしで人に頼らず生きている人は、ある意味すごいと思います。←色んな意味で

たま〜に「あれ、ん??記憶が飛んでる…」
と思う事もないのですが、概ね良好です。

その人とは、フランス人の義理の伯母


94歳なのに、喉が渇いたら、お水ではなくロゼをくっくっと飲みます。


熱中症防止のため、お酒じゃなく、お水を飲まなきゃと言っても、


お水は美味しくないと言って、聴く耳を持ちません。


かなりの頑固者


ロゼが水がわり


月に2回程、マニュキア(爪切りや甘皮の処理)で会いに行くのですが、


まあ、今回も驚く言葉が飛び出しました。


私 「義父のお家は売らず、私達が住むことになった」


伯母は訝しげに 「どうして?」


私 「私達が購入を前提として住むことが、家族皆んなが願ってることだし、イブ(義理の父)にとっても。」


伯母 「何でお家売らないのよ‼︎」← アンチ持家派


私「いや、だって、パパにとっても、自分が建てた家で思い入れもあるし…」


伯母 「思入れとか関係ないわよ‼︎ 過去を生きるのではなく、今を生きなきゃ」← 格言


確かに‼︎

すごいですよね〜、94歳になっても、過去にとらわれず、今を生きると言ってのける。


このくらいの年齢の方達というのは、大抵思い入れがあるように思うのですが、この伯母には、全くないようです。


伯母にとって、庭付きお家は無用の長物。


彼にこの話をしたら、「変わり者だからなぁ〜。」


私 「そう言えば、ジャニンヌ(伯母)に電話しないの?」← 週に1度は電話を入れます。

彼 「疲れるからしない」


こんな伯母でも、7月は、痩せ細ってました。

というのも、お気に入りのお惣菜屋さんが工事中で休業。その期間、別の所を利用していたのです。


前述の通り、嫌いな物には手をつけない人なので、その期間あまり食べてなかったのです。← 健康維持のために摂取しなきゃとかいう概念がない。


先週会った時は、お気に入りのお惣菜屋さんが戻っていたので、すっかり元気を取り戻してました。

やはり、美味しいお食事というものは、生きる活力になり、とても大事なこととあらためて感じました。



おまけ

我が家の日めくり花さし。
今日は、女神🗽に見えない自由の女神。

Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

様々な職業経験を経て、今のところフランスのナントでフリーランスのエステティシャンをしています。 日々思う事をつれづれなるままに綴ってます。最近、猫の話題が多いです。

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