ふと昔の男を思い出し…。
本来、口があまりよろしくない私なのですが、フランスに住むようになり、ちょっとは、慎むようになりました。←やっと
反面教師とはよく言ったもので、フランス人の口や態度の悪さに辟易し、こうなってはダメだと思ったからです。
でも、本来の毒をかき消すことは出来ないので、たまに出ます。
温厚なフランス人のパートナーでさえ、日常からブラックな事を言ってるので、フランス的にはオッケーです。
フランス人、皮肉が大好きです。
で、いつから悪くなっていったのか?とふと考えると…。
やっぱり、付き合った過去の男によって影響を受けなくもない。
思えば20代の頃、長〜く付き合っていたTが発端。
まだまだ初々しかった時なので、影響大です。
池波正太郎さんの小説にハマったのも、このTの影響でした。
ある時の会話、
私 「もし海で遭難したら、私は、自分より先にTに浮き輪をあげて助けるよ」
T 「 まさえちゃん、それは、うん、人間の価値判断からしたら、実に正しい選択だよ」
私 目が点。(°▽°) ← 思いもしなかった返答。
私 「そうくる?」
続けてTが言うことには、
「だって、世の中にとって、どっちか役に立ってるかを考えたら、僕の方が役に立つでしょ」
うーむ確かに。。。
反論することもなく、あっさり認めてしまいました。
Tは地頭がよく、とても器用な東(あずま)男だったのです。
肥後の女は、このあずま男に弱い。←個人的見解ですが、根が田舎者だから?
田舎者と言えば、こんな会話からも…。
Tの家族と、Tの妹の旦那さんの話になり、
私「へぇ〜、ケンちゃん、〇應出て、〇〇の丸の内勤めならエリートじゃん」← 20年前の話
Tは大層驚いた様子で、
「どうして、そうゆう発想になるかなぁ?もう、ほんと、田舎モンの発想には驚かせるよ〜」
家族一同笑
私 「〇應出て、〇〇〇〇の本社勤務なら、そうゆうイメージじゃん」
食い下がる私
T 「けんじ、コイツ、何にも出来ないよ。」← Tと妹の旦那さんは、年が同じなのです。
このTのせいだと分析。
ちなみに、フランス人、言い訳のスペシャリスト。
私もすっかり、人のせいにするようになりました。← フランス化
そう、Tが悪い。
8年という長過ぎた春、残念ながら結婚までゆかず別れてしまいました。
でも、いつかどこかで会えば、「元気?」とさらりと声を掛けれる仲です。
そして、Tの携帯番号、下4桁が1111というレアな番号なので、連絡先に入れてなくても未だに頭の中にインプットされています。
まあ、掛けませんけど。
うちの主夫お手製のトマト、アンチョビ、オリーブパイピザ
生地からトマトソースに至るまで、全て手作りです。
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