自主練 ヨガ


コロナバカンスもあっという間に過ぎてしまいました。
土曜日から仕事再開です。

と言っても、1日だけ出勤し、また日曜日、月曜日と2日間お休みです。← フランスなのでゆるいです。

予期せぬバカンスだったので、ヨガ、読書、お料理が出来ればいいかなぁ?ぐらいに構えてました。

今日は、そのヨガについて。

15年程前、日本で1年程ヨガを習ってましたが、ピンと来ずやめてしまいました。

あれから10年以上経った今、ナントでアイアンガーヨガに出会い、このヨガにどっぷりと浸かってます。

何が良いのかというと、このヨガは、日本も外国もスキルが高い指導員(人間性も含め)です。老若男女問わず、正しいポーズが学べるよう、補助器具を使用し、それぞれに合った指導をしてくれます。

今流行りのチャラチャラとしたものとは大きく違います。

とても地味です。

まだ3年目の初心者ですが、このヨガに出会い、心と体の両方が鍛えられています。

精神面で言うと、人と比べなくなりました。ヨガを通し、自分としっかり向き合い、自分の成長を確かめることが大切だと教えられているからです。

体を動かしながら、自分自身に問いかけ、体の声を聞く。

昨日はできたのに、今日は出来ない。
あ〜体が重い。。。

あれっ、もしかして出来るようになってるかも。

いつから出来るようになったのかなぁ。

あ、これだー。

いや、違う。こうじゃない。

まだまだ。

あっ、でも少しは、よくなったかも。

進歩したり後退したりですが、着実に去年よりは今年。2年前よりも今。遥かに成長していると感じます。



このポーズも、代表的な逆転のポーズですが、私は本当に大の苦手で…。
体がとて〜も重く感じます。

いつも、「もっと腰を高く、上へ、上へ」と言われます。

自分では真っ直ぐしてるつもりでも、こうして写真で見ると、やっぱり腰が落ちてます。



ところで、ある日の彼との会話。

彼 「今日は何して過ごしてたの?」

私 「ヨガしてた。体の声を聞いて練習してた。」

彼 「へぇーそう。体の声ねぇー。で、体の声は何て言ってたぁ?」←うわっ出た!このちょっと茶化したような言い方。

そう来たら、こう返す。

私 「うん、あなたってとても素晴らしい人だ‼︎って言ってたよ。」

彼 「あははははははは」

高らかに笑う声を聴きながら、紛れもないお世辞なのに… 男ってバーカと思いました。

でも、そんなことはおくびにも出さずにニコニコ。

彼は、いつものように台所に立ち、美味しい根セロリのグラタンを作ってくれました。

これもヨガの成せる技。

昔ではあり得なかった禅の気持ちで、余計な事を言わず、穏やかに笑顔で接する。そうすると、楽して美味しいものが目の前に運ばれてきます。

ヨガに感謝です。



このグラタン、ちゃんとベシャメルソースから作ってます。お世辞抜きで、本当に美味しいです。

Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

様々な職業経験を経て、今のところフランスのナントでフリーランスのエステティシャンをしています。 日々思う事をつれづれなるままに綴ってます。最近、猫の話題が多いです。

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