たまには仕事の事。スレッディング脱毛


最近、本当にお天気が良く、毎日お昼休みは、1人ピクニックをしています。
自粛後の社会復帰が嫌々だったのですが、2週間以上も経てば、もうすっかり溶け込んでます。

95歳の伯母曰く「仕事をするのは、メンタルにもいい」← 彼女は、92歳迄仕事をしてました。

ところで、新しい職場での研修が始まって直ぐ、2ヶ月間の自粛生活へ入ったので、今も研修生のまま。

火曜日から土曜日迄は、このスレッディングサロンで働き、月曜日のお昼のみ、我が家でマッサージやフェイシャルエステを行います。

オーナー(フランス人だけど、ご両親はトルコ人)の仕事を見ていると、この道16年のベテラン。眉毛の一本一本まで注意を注ぎ、実に細かい見事な仕事をします。

1. 施術前に眉をコームで整えハサミでカット
2. 糸脱毛 (眉の上と下 上まぶたの部分も)
3. 糸脱毛後は、毛抜きで最終チェックを行います。

この最終チェックが魔法。
誰でも出来ないプロ中のプロの技。1本1本しっかり見ていき、抜いていい毛と抜かない方がいい毛を見極めていき、両眉のバランスを整えていきます。

また、サロンでは、殆どの方が髪の毛の色のトーンに合わせ、眉毛のカラーリングを行います。人によっては、色によってガラリと印象が変わります。

お客様の印象を眉ひとつで、見事に変身させる凄技なので、この厳しいご時世にもかかわらず、彼女のサロンにはお客様が絶えず、直ぐに予約で埋まります。

また、お客様も様々な国籍を有しており、年齢も幅広いです。よって、私にとっては、否が応でもフランス語の勉強になります。

最近やっと、お客様の眉をほんの少し触れるようになりました。触れると言っても、眉間の毛を抜く程の簡単な作業なのですが…

糸脱毛は、施術する人のレベルによって、技術差が大きく違います。

金曜日、オーナーの知り合いの男性がモデルになってくれました。練習モデルなので、勿論無料。眉を作りあげる脱毛ではなく、眉を整えるのみの脱毛。
眉の太さを変えず、あくまでナチュラルな仕上げに。← 特に男性の場合

オーナーの目の前で、最初から最後まで行いました。

で、出来栄えはこんな感じです。
上が施術前で、下が施術後。
白人なので、拡大しないと分かり辛いかもしれません。



今日、オーナー曰く、「David気に入っていたわよ。それに、男性の毛は女性に比べ、抜きにくい。」

まあ、取り敢えず、ほっ。




我が家のサロンは、このようにしました。


Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

様々な職業経験を経て、今のところフランスのナントでフリーランスのエステティシャンをしています。 日々思う事をつれづれなるままに綴ってます。最近、猫の話題が多いです。

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