猫の名前と猫のきもち



数年前から、お友達のマキちゃんが捨てられた子猫を飼ってます。
写真の子です。

本人自ら「独身女性で猫まで飼い始めたらヤバイ」って言っていたのに、そのヤバイ人になってます。(笑)

彼女の猫の名前を尋ねると、「ウィリアム」名前聞いて、「うわっ、王子‼︎」 と思ったのですが、

マキちゃん曰く、高貴な名前を名付けてあげた方が、捨てられた猫の運命を変えられるとのこと。

ペットを飼ってる皆さんは、どのような由来からご自身のペットの名前をつけているのでしょうか?

私は、我が家へ出入りするよそ様宅の猫をMimiって呼んでます。

ちなみに、飼い主さんを未だに知りません。

フランス語の «可愛い» と言う意味の俗語なのです。

確かにこの子の容姿は可愛いのですが、性格は?と言うと、可愛いからはちょっと程遠く…。


顔だけ見ると、なかなか可愛いのです。


愛嬌は全くないです。抱っこに耐えられる時間は5秒程。自分が寒い時だけ15秒程耐えています。

ソーシャルディスタンスを殊の外大切にし、私達と常に一定の距離を保ちます。

甘えたくて、膝の上に乗ってくることはまずありません。

ご飯をもらう時だけ、スリスリし近寄って来ますが、もらえる迄のみです。

もらった後はどこ吹く風で、「もう、食べたから帰る〜」って感じでお外へ出て行きます。

また、メニューによっても粘り(滞在時間)が違います。

私が思うに、多分、猫なりにプランニングを練っていると思うのです。

猫:『今日お天気が悪そうだから、ここで食べれるだけ食べておかないと、夜もしくは次の日迄は食べれなくなるなぁ…。』

猫:『この前みたいに丸2日間お家で缶詰。外へも出れず、ドライフードだけではやってられないなぁー。』

猫:『これ、すっごーい美味しい‼︎ でも、流石にこのお家で3皿目はくれない雰囲気だなぁ〜。ここで粘ってもラチガアカナイ。あとで、時間見つけてまた来よう。』

猫:『そろそろ帰るか。まあ、他にもやる事あるし…。』

猫:『今日のお肉(七面鳥)は、大したことないから、とっとと帰ろう〜。これだったら、2回目来る必要ないなぁー』← 本当に来ない。

お天気とメニュー、特に高級食材(赤肉)の時は、食いつき方が違います。

そして、この子、よそ者のくせに、お年寄りみたいに変化を嫌う面倒くさい性格なのです。

でも、このような個性がある猫の方が面白く、お家の中に入れるのは、この子だけなのです。


お外が大好きな猫です。
この場所、スイカズラの木の下が彼女の定位置です。






でも、外見と裏腹に中身はこんな感じです。


Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

様々な職業経験を経て、今のところフランスのナントでフリーランスのエステティシャンをしています。 日々思う事をつれづれなるままに綴ってます。最近、猫の話題が多いです。

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