スレッディング脱毛

たまには仕事のことも書かせていただきます。

フランスでフランス人相手に仕事をするには、マニュアルな仕事でない限り、仕事に就くのは難しいと思いエステティシャンになりました。

フランスのエステの学校で、美顔エステ、化粧、ネイル、ワックス脱毛の基本を習ったのですが、現在は、スレッディング脱毛に特化したサロンに勤めています。

初めからスレッディング脱毛というわけでは全くなく、弱い繋がりから生まれたご縁で今に至ります。

大昔のスチュワーデス時代、シンガポールベースのクルーが、スレッディング脱毛していると言っていたので、その存在自体は知ってました。
ただトライした事は一度もなく…。

閑話休題。
今年の5月28日から本格的な研修が始まり、7月頃から、徐々にサロンのお客様の眉を触るようになりました。

研修講師でもあるオーナーから、
「今まで、何人の眉毛の脱毛しのたか数えてみて?眉だけよ。多分、100人は越えていると思うわ」

数えてみたら、既にその数、152人。1ヶ月間のバカンス後、眉毛の脱毛を本格的にこなすようになったので、2ヶ月弱でこの数。我ながら驚きです。

フランスは、日本と違い多民族国家。様々な人種の方の眉と遭遇します。アジア人のように直毛ではなく、ちぢれ毛や緩やかやウェーブ、剛毛だったりと様々。

特にサロンは人種のるつぼ。
女性が主ですが、男性の眉毛脱毛もいらっしゃいます。

この糸脱毛、下手な人に当たると、かなり痛いです。

私は、今のオーナーから、トルコ式脱毛のいろはを学び、全てが目から鱗でした。

糸を交差させ、両手のみで糸脱毛するやり方もありますが、本来は、口(歯)で糸を張り、両手を使いながら三角形の形で、リズムカルに脱毛していきます。

サロンでは、糸の種類にもこだわり、他店で糸脱毛をされた方からは、「全然痛くない」といわれます。

眉も髪の毛同様、眉櫛で眉を整えハサミを入れます。脱毛の時は、まるでピアノを弾いているかのような軽やかな手の動きをします。脱毛後は、毛抜きで最終チェック。

糸脱毛を数回繰り返すうちに、眉の形も変わってきます。私もいい感じに変化してきました。

以前、パリで糸脱毛を習った際、未熟な講師が故、まともな技術や知識が身に付かず中途半端で終わりました。

スレッディング脱毛歴16年のキャリアを持つヌライと出会えた事に感謝し、もっと早く、もっと確実に出来るよう、日々スキルアップに励む毎日なのです。

人生、いくつになっても、学びがつきものです。







お庭の葉も、すっかり秋らしく色付いてます。


Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

様々な職業経験を経て、今のところフランスのナントでフリーランスのエステティシャンをしています。 日々思う事をつれづれなるままに綴ってます。最近、猫の話題が多いです。

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